
第60回カンヌ国際映画祭最終日の27日、閉会式が行われ各賞の授賞式が行われた。注目の最高賞パルム・ドゥールにはコンペティション部門出品22作品の中から、クリスチャン・ムンギウ(Christian Mungiu)監督の『4 Luni,3 Saptamini si 2 Zile (4 Months, 3 Weeks and 2 Days)』が選ばれた。

クリスチャン・ムンギウ監督とプレゼンターのジェーン・フォンダ
受賞リスト
パルム・ドール:
『4 Luni,3 Saptamini si 2 Zile (4 Months, 3 Weeks and 2 Days)』 クリスチャン・ムンギウ(Christian Mungiu)監督 - ルーマニア
審査員特別グランプリ:
『殯(もがり)の森 (The Mourning Forest)』 河瀬直美(Naomi Kawase)監督 - 日本
審査員賞:
・『ペルセポリス(Persepolis)』 マルジャン・サトラピ(Marjane Satrapi)、ヴァンサン・パロノー(Vincent Paronnaud)監督 - フランス
・『Stellet Licht』 カルロス・レイガダス(Carlos Reygadas)監督 - メキシコ
60周年記念賞:
『Paranoid Park』 ガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant)監督 - 米国
主演男優賞:
『Izgnanie(The Banishment)』 コンスタンチン・ラヴロネンコ(Konstantin Lavronenko) - ロシア
主演女優賞:
『Secret Sunshine』 チョン・ドヨン(Do-Yeon Jeon) - 韓国
監督賞:
『Le Scaphandre et le Papillon』 ジュリアン・シュナベル(Julian Schnabel)監督 - フランス
脚本賞:
『Auf der Anderen Seite』 ファティ・アキン(Fatih Akin) - トルコ/ドイツ
短編賞:
『Ver LLover(Watching It Rain)』 Elisa Miller監督 - メキシコ
カメラ・ドール:
『Meduzot』 Etgar Keret、Shira Geffen監督 - イスラエル

グランプリを受賞した河瀬直美監督
ということで、パルムドゥールはクエンティン・タランティーノ、コーエン兄弟、ウォン・カーウァイ、などの有名監督作品ら21作品を抑えて無名のルーマニア人監督クリスチャン・ムンギウの低予算映画がムンギュ〜と受賞しちゃったわけなんですが、この映画、1980年代共産主義ルーマニアの違法中絶をテーマにした映画だそうです。
おまけに2位に当たるグランプリには、日本の全く知らない監督で出展していたのも全く知らなかった「殯(もがり)の森」(読み方も分かんなかったよ)がサプライズ受賞ってことで、いつもカンヌの受賞作品には驚かされます。哀悼と悲嘆を描いた河瀬直美監督による叙情的な日本映画、と説明されてますが。文芸作品ですね、きっと。
日本ではすでにこの話題で持ちきりなんでしょうけど、日本の女性監督が受賞ってのが嬉しいじゃありませんか!おめでとう!

「殯の森」プレミアでは河瀬監督と主演のうだしげき(誰だそれ?)は着物と紋付はかまで登場。女優のオノマチコさんと渡辺真紀子さん(全然知らん)(渡辺真知子なら知ってますが)

「よろしくお願いしま〜す」と深々と頭を下げる礼儀正しい日本人たち。ちょっとものめずらしいかも。

主演女優賞にはなんと韓国の女優、チョン・ドヨンが受賞
この女優さんは知らないけど同じアジア人としてこれまた嬉しいですね。
っていうか、それよりプレゼンターのアラン・ドロンに釘付けよ〜!

娘さんと一緒に来ていたようで、、、
これがあの「太陽に吠えろ!」じゃなくて「太陽になんたら」とか「怪傑ゾロリ」じゃなくて「怪傑ゾロ」のアラン・ドロン様ですか?! 嘘だと言って!

「そう、僕がミスターダーバンです」
そういえばそこはかとなくロマンスグレーの香りが残っているような・・・?




