サーシャ・バロン・コーエンこと「Bruno」TVインタビューで涙:放送カットされたシーンは、、、&過激すぎで差し替えられた問題の映画ラストシーン

先週末から公開の「Bruno」のプロモーションでモーニングショーのToday Showに出演したブルーノことサーシャ・バロン・コーエン(Sacha Baron Cohen)。
ブルーノのキャラのままホストのマット・ラウアー(Matt Laure)のインタビューを受けて
メチャクチャhilariousでハチャメチャなインタビューにスタジオのスタッフも思わず爆笑しちゃってます。
ところが、最後にインタビューがブチ切れてカットされ「トランスフォーマー2」のコマーシャルに突入。
一体何があったのか?
オーストリア人のゲイのファッションレポーターというブルーノのアメリカでの騒動を描いたこのドキュドラマ映画「Bruno」のプロモーションではサーシャはいつもブルーノのキャラになりきってドイツ語訛りの英語でインタビューに登場しておバカなコメントをして笑わせている。
この日、Today Showに登場したブルーノことサーシャはマット・ラウアーのインタビューを受けていた。
マットも映画の中の出来事があたかも本当に起こったかのようにマジで質問をしているのが最高!<役者やの~
マット「君はヨーロッパのファッションイベントのほとんどから締め出されたんだよね。それでアメリカに来たのかい?」
ブルーノ「国際的に尊敬される人になりたくてここに来たのよ。The Hillsのハイディ・モンタグみたいに」
M「それですごい名声を求めて、、、」
B「ヒトラーの次にオーストリアで最も有名なセレブになりたいの。」
M「オーストリアに較べてこちらでの君への反応はどうですか?」
B「ここではゲイのオーストリア人への対応がとってもいいみたいよ。カリフォルニアでは一人を州知事にしてるし」 <シュワちゃん知事(笑)
・・・・
なんていうおバカなインタビューが続けられ、最後にマットが
「オーストリア首相がイギリス首相に映画のボイコットをするよう頼んだそうだね」
と言うと、
"Vat?"<What?のこと
「それは初耳だわ」と言いながら泣き出す
「そっとしておいてちょうだい、、、」と泣き顔をカメラに映さないでと言うのかと思ったら、、、
「カメラさん、クローズアップしてちょうだい」と泣き顔をアップで映させる。(笑)<もちろんうそ泣き
「とてもオーストリアらしいわね。自分で作っておきながら壊すのよ」ウェ~ン
「初めはアーニー(アーノルド・シュワルツェネッガー)でしょ、それからモートン(誰か分からない)。彼が今どこに住んでるかも知らないけどさ。もう時間の問題よ、、、」
ところが言い終わらないうちにここで放送は突然カットされ「トランスフォーマー2」のコマーシャルに唐突に入ってしまった。
ビデオはこちら↓
この後一体何があったのか?なぜ急にカットされたのか?
でもNBCのウエブビデオにはこの先がちょっとだけ映ってた
Visit msnbc.com for Breaking News, World News, and News about the Economy
カットされた後に入っていたのは、、、
「彼らがアドルフ(ヒトラー)になるのも時間の問題だわ!」
そしてブルーノがマットに
「ハグしてちょうだい。私寂しいの~」と言いながらマットに抱きついていったらしい。
どんなハグになったのか見たかったですね~。
カットされるぐらい素敵なハグだったんでしょう。
先日はブルーノのヨーロッパプロモーションのコスチュームを紹介したけど
こちらはその後のプロモーションのサーシャ
LAプレミアで

戦車に乗って登場

乗ってる位置がヤバい

ミリタリースタイルのブルーノたん
シドニープレミアでは

馬を引いて甲冑の騎士スタイル

ビキニの女性たちは甲冑の代わりにシルバースプレー
でも普段のサーシャ・バロン・コーエンは真面目そうな普通の人
レターマンのショーに来た時には

コスチュームなしで地のサーシャ
出てきたときにはコスチュームをつけて

ブルーノに変身~
このギャップが役者やの~

こっちはその2日後にまたレターマンショーに出演した時
レターマンのショーに出た時には"ブルーノ"ではなくて本人のサーシャ・バロン・コーエンとして出てました♪
まるで別人だよね~
そんな感じで世界各地で問題や論議を巻き起こしながらの強行プロモーションツアーを敢行していたブルーノたん。
サーシャっておバカ演技がうまいのでおバカに見えるけど実はイギリスのケンブリッジ大卒という秀才ででして、インタビューの受け答え見ても分かるけどあのキャラのままでとっさに面白いセリフを言えるなんて並み大抵ではできないことですよね。
サーシャ自身も「ずっとキャラのままでインタビュー受けるのは面白いことを言わなくちゃいけないからプレッシャーだ」と言ってました。
実はこの前、某所にブルーノになったサーシャを見に行ったんですけど
普通だとファンは俳優の名前を呼ぶじゃないですか。
でも彼の場合だと「サーシャ!」じゃなくて「ブルーノ~!」ってみんな呼んでるんですよ。
確かにあれはブルーノとしか思えないですね(笑)
ちょっと握手もしてもらったけどサーシャはすごく背が高かったです♪
「Bruno」はLAプレミアの直前にマイケル・ジャクソンが亡くなって姉のラトーヤが出ていてmockしていたシーンが急遽カットされてプレミアで上映することが決まったんだけど、その前にも業界関係者の試写会で最後のシーンが問題になって別のシーンに差し替えられてました。
オリジナルはどんなシーンだったかというと、、、
ネタばれのため読みたい人だけ以下をドラッグ反転させて読んで下さい
ブルーノにはオーストリアから付いてきているゲイのアシスタント、ルッツがいるんですけど
ルッツがブルーノに愛を告白するもブルーノは彼を捨ててしまう。
何ヵ月後かにアーカンサスでのケージレスリングで二人は再会して
ケージの中で戦いが始まると思ったその時、愛していると気が付いた
二人はゲイキスをしてメイクアウトを始めてしまう。
ショックで怒った観客がケージの中に水やら食べ物やら投げ込んでブーイングする
大騒ぎになり投げ込まれた椅子に頭をぶつけたルッツ。
その後、二人がアフリカからの養子と一緒に市民同姓結婚するシーンになるが
ルッツはヨダレを垂らして車椅子に乗っていて明らかに脳に障害を負っているいる。
もちろんこれも笑いを取るつもりのシーンらしいいけど、
ゲイの批評家二人からクレームが来て差し替えることにしたんだそう。
でもこのクレームに対して他の観客は不賛成で文句を言い始めたらしいです。
つまりギャグなんだからそのくらいいいじゃないか、と。
結局、差し替えられることになったラストシーンでは車椅子ではなくて
ウエディングドレスで女装したルッツとブルーノが市民同性婚するシーンになってます。
この映画「Borat」よりさらにエスカレートしていてすんごくexplicit!
シモネタ満載!っていうかそればっかり。
比較的最初のほうでブルーノのあそこ(といってもボディダブルだと思う)がアップで丸写し、
しかもブルンブルン <これ文字通りです
しかもお話しする <意味不明
シーンでは席を立って出て行った女性もいました~。
ここまでやるか~!(笑)
公開前から同性愛者団体GLAADからクレームが来ている「Bruno」ですが
レターマンのインタビューでも話しているけど、ブルーノとテロリストとの会見シーンで
本物のテロリストリーダーと話した、と言っているんですが、
その本人が「もうテロリストグループから何年も前に足洗っているのに嘘つきだ」
と、訴訟を起こす構えと発表しました。
その他にも訴訟を起こすと騒いでいる人が数人いまして、ボラット以上に揉めそうな映画。
ポーラ・アブドゥールも騙されてモックされてます。
サーシャ・バロン・コーエンのギャグの場合すべてが過激すぎで
もうどこまでが許されるギャグなのか良くわかんない状態。
もう何でもありって気にさせるのがすごい人です。
おかげさまで今週末興行収入で1位デビュー30mil越え。ボラット以上の観客数でした。
でも見た人の評判が悪くて(というかついていけない)客足が急落して、
ロングランヒットとなった「ボラット」には遠く及ばなさそうだとか。
多分、日本ではウケない映画でしょうね~。
ってか、公開されないかも。
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ボラットの時は大変失礼ながら「…何でこんな人に美人の奥さんが…」と思ってしまいましたが、今回のブルーノで失言撤回です。
あれだけのキャラの作りこみはさすが役者。しかも素とのギャップも最高。
ブルーノ公開されたら劇場に走ります!
映画公開はされなくてもDVDになったら是非!
でもぼかし入りだと思うけど。
サーシャは別人のように顔から動きから喋り方まで化けるので
みんなサーシャだと分からなくて騙されるんですよ。
映画で騙されている人たちも後で彼だと知って大ショックです。
ブルーノの映画、ボックスオフィスのサイトでも30mってなってましたけど土日の失速ぶりが悲しいです。
コメディ映画がアメリカでさえヒットしなかったら日本ではDVDスルー決定ですよ・・。
GLAADは、同性愛者のイメージをさらに悪くする映画だって非難してます。
確かに。。。
最近は、映画観に行った人がTwitterやネットですぐに感想を報告するから
客足の影響が出るのが早いんですよね~。
同性愛のイメージなんて全然悪くならなかったけど、自分の幼い子供をスターに(?)しようとする鬼親のコメントや、バカな女の子たち、同性愛を意味なく嫌悪する極端なアメリカ人たちの姿が浮き彫りになってて、そっちのリアリティーが怖かったっす。
フィンランドでご覧になったんですね~。
ブルーノは面白おかしくゲイを誇張してるから
ギャグだと思わない同性愛者には面白くないみたいです。
あの子供モデル選びの面接シーンは、仕事が欲しい親が、
「子供はすぐにあと20キロ(だっけ?)痩せられるか?」とブルーノが質問すると
親は「大丈夫です」とか答えていて、「マジかよ」って思いましたけど(笑)
あれリアルなんですよね。
